現場で活躍する皆さまからの応援メッセージを新着順に紹介しています。

人に情報を伝えるというすべての場面で必要な情報デザイン!
プロフィール
株式会社クリックメディア
代表取締役
クリエイティブ・ディレクター
中野美保子氏
| ─── | 「情報デザイン」について、どのように考えていますか? |
|---|---|
| 中野氏 |
情報デザインはまだ新しい分野であるため、現段階でその定義を厳密に固めてしまうのは非常に難しいと感じますが、『情報を的確に捉え、目的に応じたアウトプットとして相手に伝えること』、それが情報デザインの重要なテーマの1つだと考えています。このアウトプットとは、グラフィックとしての表現、編集された文章や制作物、サイト構成のような構造として情報を伝える場合など、それぞれに応じたものです。 |
| ─── | どのような場面で「情報デザイン」が必要だと感じますか? |
| 中野氏 |
人に情報を伝えるという全ての場面で、情報デザインは必要ではないでしょうか。情報を的確に把握する方法として5W2Hが頻繁に使われますが、知っておくと便利なことは他にもたくさんあります。5W2H以外にも情報をグループに分類する手法はありますし、情報と情報との関係を捉える考え方や、絵や記号などのビジュアルを用いて情報を可視化する方法などです。それら情報デザインの知識を体系的に知っている人と知らない人では、情報の理解や変換、そして伝達の能力に大きな差が出てくるのではないでしょうか。 |
| ─── | 企業での具体的な「情報デザイン」の活用例を教えてください。 |
| 中野氏 |
例えば、WEB制作会社では、既存のWEBサイトの問題点についてチームで話し合い、ターゲットを定め、リニューアルの企画案としてまとめたりします。その個々のプロセスやワークフローも情報デザインであるといえますし、さらにそれらをプレゼンテーションで他の人に伝えたり、グラフィックデザインでコンセプトを目に見える形にしたり、ターゲットとなるユーザにとって使いやすいインタフェースにしたりすること、それらのひとつひとつが情報デザインであり、活用例になります。 |
| ─── | あらゆる業務において活用度が高いということですか? |
| 中野氏 |
もちろん個々の業務においても役立ちますし、さらに、企画や進行を担うディレクター、ビジュアルを扱うデザイナー、システム構築を行うプログラマーなど、プロジェクトチームのメンバー全員が情報デザインの知識を持っていれば、相乗的に成果を向上させることができるものと思います。 |
| ─── | 「情報デザイン」を学習するとどのようなメリットがあるとお考えですか? |
| 中野氏 |
情報デザインは、情報で溢れるこの現代社会で生きていくために、とても身近で大切な知識であることは間違いありません。捉えどころが難しいものであるものの、多くの方々がこの情報デザインに関する研究をされており日々発展しています。このような中、J検の情報デザインでは、基礎的な部分が学習範囲としてまとめられていますね。デザイナー、WEBディレクター、システムエンジニアやプログラマー、さらには、編集者、マニュアル制作者、印刷物制作者、広告・マーケティングに携わる方をはじめ、情報を扱う職業に従事するすべての人にとって、その専門能力を高め、業務遂行に役立つ知識を得られる内容だと感じました。 |
| ─── | 社会人となる人に、「情報デザイン」の要素の中で、特に習得して欲しいものはありますか? |
| 中野氏 |
プレゼンテーションについては、あらゆる人に実践的で役立つ機会も多いのではないでしょうか。また、調査、設計、構築、評価、分析などのプロセスやワークフローなども情報デザインの要素であり、これらを学習することによって得られる力は、どのような職業・立場であっても必ず役立つものと思います。 |

「何を伝えるのか」というマインドの構成が大切
プロフィール
株式会社 HAKUHODO DESIGN
代表取締役社長
クリエイティブディレクター
永井 一史氏
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私たちの仕事はクライアントと生活者を橋渡しする役割です。デザインを通じて商品の魅力を生活者に伝える事が使命ですから、デザインをするプロセスでは、クライアントと綿密な打ち合わせを行い、対象となる商品やターゲットとなる生活者について根っこから深く考えることが重要です。ここの捉え方を間違うと何をしてもうまくいきません。 私はクライアントに対しては、自分の仕事の内容を整理した結果を伝えるよう心がけています。プレゼンテーションはデザインのプロセスを再構成する場だと考えています。道筋を持って相手に伝えることは大切ですが、「どのように伝えるか?」という技法より、「何を伝えるのか」というマインドの構成を大切にしています。 情報を整理し考える力、そしてその成果を伝えるマインド。クリエーターに期待する重要な素養だと考えています。 |

技術者も身につけておきたい、コミュニケーションや情報収集のスキル!
プロフィール
株式会社内田洋行
情報システム事業部 アプリケーション開発部
堀部 真一氏
| ─── | 堀部さんは、普段どのような業務をされていますか? |
|---|---|
| 堀部氏 |
主に、法人企業向けの販売管理パッケージなど業務アプリケーションの企画・設計・開発を行っています。そのほか、販売パートナー企業の技術支援や販売パートナー企業への教育などにも携わっています。 |
| ─── | 今の業務に最も必要なのはどのような能力だと考えていらっしゃいますか? |
| 堀部氏 |
プログラミング言語とデータベースの設計・管理など開発に関わる専門的知識はもちろん必須ですが、課題解決のために必要な技術情報を書籍やインターネットサイトから収集する能力も重要です。 それに、英語力も必要です。MicrosoftやOracleなどITベンダーが発信する最新技術情報は英文の場合もあり、英文読解力が必要になります。 また、パートナー企業の技術者向け研修会を開催したり、問合せをお受けしていることから、的確で理解しやすい説明を行ったり、文章を書いたりする能力が必要になります。これについては、コミュニケーションスキルの要素もさることながら、お客様の問題を一緒に解決しようとする意識のほうがより大切だと考え、丁寧な対応を心がけています。 |
| ─── | これから社会に出る方に、「これだけは身につけておいて欲しい」と思われる基本的なスキルについて教えてください。 |
| 堀部氏 |
技術系の職種を目指す方でも、コミュニケーションや情報収集能力を磨いておくことが大切だと感じています。特に学生の方であれば、論文、レポートを作成することは情報を収集・整理して利用するトレーニングになりますし、もし、共同研究をする機会があればスケジュールの調整能力やミーティングの進め方が身につくのではないかと考えます。 また、業務システムの開発にあたっては、以下のITに関する基礎知識を身につけておくことが望ましいです。
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| ─── | 堀部さんが感じていらっしゃる、技術者として更に必要なスキルはどのようなことだと思われますか? |
| 堀部氏 |
現時点では、「現在の課題を解決するために必要な情報」を収集することにとどまっていますが、今後は市場を調査する能力、トレンドを分析する能力を身に付けて、商品開発に貢献したいと思います。同時に、企画提案力(プレゼンテーションの技術など)を高めていきたいと考えています。 |

「理解する能力」と「表現する能力」のバランスが必要
プロフィール
YDA山本デザイン研究所
代表取締役 山本 俊治氏
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情報デザインを仕事に置きかえると、身の回りにある様々な「情報」を目に見えるように形を与え「ビジュアライズ」する力と、ポスターやWebサイトなど、既に完成されたデザインから情報を読み取り、さらに発展させていく力のことではないかと思います。 デザイナーの要素としてこうした「理解する能力」と「表現する能力」が必要であるとともに、双方がバランスよく保たれていることが大切だと考えています。デザインの仕事のほとんどは単独ではなくスタッフとの共同作業です。クライアントの要求を整理し、問題点の解決のため、常にスタッフと共通認識を得ておくことが必要とされます。 個々の感性も大切ですが、良いデザインを生むためには、自らのアイデアを主張すると同時に、「理解する能力」と「表現する能力」を養い、周囲に調和させることでより良い結果を導き出すことができるのではないでしょうか。 |

プロの現場で活躍する「行動力」をつけるには、「情報整理能力」が必須!
プロフィール
株式会社デジタル・ナレッジ
執行役員 小林建太郎氏
| ─── | 小林さんは、普段どのような業務をされていますか? |
|---|---|
| 小林氏 | 教育機関向けのeラーニング構築・運営の支援業務を中心に、さまざまな企業とのアライアンス活動や、eラーニングの啓蒙普及・弊社事業のプロデュースを任されています。 |
| ─── | これから社会に出る方に、「これだけは身につけておいて欲しい」と思われる基本的なスキルについて教えてください。 |
| 小林氏 | 我々の会社では、どんな仕事を担当するにしても、(1)パソコンの基本操作 (2)情報セキュリティなどの知識 (3)基本的なコミュニケーション能力は、まずしっかりと身につけておいて欲しいと考えています。 |
| ─── | さらに、ワンステップ上のプロフェッショナルになるために必要だと思われるスキルを教えてください。 |
| 小林氏 | そうですね、プロの現場で必要とされることは「決めたことはすぐやる!」行動力だと考えています。そのためには、まずはじめに目標やコンセプトなどを「決める」ことが必要です。「決める」行為には、過去の経験やクライアント様の意向を踏まえて、自分なりに情報を収集し、整理することが欠かせません。つまり、行動力をつけるために「情報収集整理」のスキルが必須だと思います。 |
| ─── | それでは最後に、「情報収集整理」のスキルをどのようにしたら伸ばすことができるか簡単にアドバイスをお願いします。 |
| 小林氏 | 基本的には普段から「情報収集整理」を意識することが大切だと思います。そのために、基本的なITのリテラシーや情報整理力は、学校の授業や、いろんな資格検定などを活用して、きっちり身につけるようにしてほしいと思います。 |
※応援メッセージの内容は、取材当時のものです。



