東北福祉大学
主に利用しているJ検の試験科目、受験方式
試験科目 | 情報活用試験 3級、情報システム試験 基本スキル |
受験方式 | CBT方式 |
活用事例
本学では,学生たちの情報系資格取得のモチベーションを高めるために,J検CBT併願受験サポートプラン(情報活用3級とシステム試験:基本スキル)を活用しています。
情報福祉マネジメント学科では1年次前期にJ検情報活用試験3級、後期にシステム試験の基本スキル,2年次に情報セキュリティマネジメント試験、3年次に基本情報処理技術者試験(午前免除制度を活用)の受験を推進しています。また、医療経営管理学科では2年次にITパスポートを受験します。しかしながら、学生の多くは資格取得の経験が少なく、消極的になる傾向があります。そのため、1年前期に敢えて情報活用3級を設定することにより、成功体験を持たせ,続く情報系試験に取り組むモチベーションを上げることを目的にJ検を導入しています。また、J検の問題は後に続く試験の出題範囲にも適合しているため、資格取得と同時に情報系の国家試験対策にも役立っています。
本学にてCBT併願受験サポートプランを活用している理由としては、受験時期を自由に設定でき、何度でも受験可能なこと、そして、学内受験が可能なことです。授業の進捗に合わせて受験時期を設定できるため、学生の学習状況に合わせた最適な時期に試験実施ができます。また、学内にて受験できるため、土日に学生が学外の指定された試験会場にて出向いて受験するという負担も軽減されるため有効に活用しています。
学生に資格取得を推進するにあたり、一番の課題は資格試験へのモチベーションをいかに高められるかになります。その点については、J検のCBT方式を活用したことにより授業の一環として実施できるようになり、学生が受験するための移動や日程調整という負担が軽減されました。また、情報活用3級からスタートすることによって、大学にてはじめて情報系の知識を学ぶ学生にとっても取り組みやすく、また、再受験できることから多くの学生が学びの成果を実感しやすく、資格試験に挑戦する意識を高めることができます。そのため、本学科としては情報系資格取得のスタートとして、今後もJ検の継続的な活用を見込んでおります。